まっくすだらだら

医学科1年生がゆる~く発信していきます。

僕は邦ロックなんか聞かない

まずは何も言わずにこの曲を聴いてほしい。

 

 

youtu.be

 

言わずと知れた名曲、あいみょんの「君はロックを聴かない」だ。

 

『僕』の青春時代、恋愛で悩んだときはいつもロックが近くにあった。支えだった。

でもそんなロックは『君』にとっては聴くに値しないもの。

『君』にもロックを聴いてほしい。

そして『僕』を理解してほしい。

 

そんな乙女心を歌った曲である。

 

 

僕は今でこそ邦ロックを聞くようになったが、昔は嫌いだった。

汗をダラダラ流して泥水かぶりながら歌ってるようなイメージがあり、その「まっすぐさ」が当時陰キャだった僕はどうしても好きになれなかった。偏見すいませんm(_ _)m

 

 

 

そんな僕がなぜ邦ロックを聴くようになったのか?

 

 

 

 

 

きっかけを話す前に、僕の好きなアーティストを紹介したい。

 

 

ズバリ、Aimer(読み方はエイマーじゃなくてエメ)だ。

半年ほど前にとうとうファンクラブに加入もした。

 

YouTubeの広告で初めてAimerと出会い、歌声を聴いた瞬間に虜になった。

それからいろんな曲を聴いてるうちにどんどんAimerのことがすきになり、ライブに行きたい!という思いもどんどん強くなっていった。

そんな時Twitterからある通知が来た。 

 

 

Aimerがライブを開催するというツイート通知だ。 

 

 

ようやくライブに行ける!そう思い、詳細もろくに見ずにすぐさまライブの申し込みをした。

申し込みが終わった後に詳細を確認すると、どうやらそれはAimerとamazarashiのツーマンライブであった。

 

amazarashi......あまざらし??? なんだかうさんくさいアーティスト名だな。そう思いながらとりあえずWikipediaで検索してみた。

amazarashi - Wikipedia

 

 青森で結成されたロックバンドで?

「日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝しだが“それでも”というところを歌いたい」

という思いから名付けられた??

 

なるほど、これは僕が嫌いな『邦ロック』とやらに分類されるものだな。そう確信した。

その時から2つの相反する気持ちが自分の中で渦巻き始めた。

 

Aimerの生歌が聴けるなんてこんな幸せなことがあるだろうか!!

どうしてお金を出して嫌いなジャンルの歌を聞かされなきゃいけないんだ!! 

 

 

 

まさしく自業自得である。

 

 

 

でももう入金はしてしまった。そんなこと考えてても仕方ない。

そう割り切ってamazarashiの “予習” をすることに決めた。

 

とりあえずYouTubeで検索して再生の多いものから順に聞いてみよう。

 

 

1曲目...なるほど、こういう歌声なのか。なんというか、アツいな。

 

2曲目...ほうほう、さっきとはガラッと変わるな。こういう歌も歌うのか。

 

3曲目...あれ?いやそんなはずない。次に行こう。

 

4曲目...やばい、同じに聞こえてきた。

 

5曲目...あ、これもう違いわかんねぇやwwwwwwwwwwwww

 

 

こうして僕の “予習” は幕を閉じた。

そしてライブが始まるまで再び “予習” することはなかった。

 

 

ライブ当日並んでいる列を見ると、Aimerのファンとamazarashiのファンの比率は半々のようだ。

amazarashiはお経かなんかだと思ってやり過ごしてAimerのみに集中しよう。

自分の意思を再確認しているとライブは始まった。

 

 

先発はamazarashi。僕は心半分で聞いていた。途中で立ってるのに疲れてきて挙句の果てには眠くなってきた。そうこうしているうちに気づいたらamazarashiの番は終わっていた。

 

いよいよ待ちに待ったAimer!期待に胸が高鳴る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やはりAimerは最高だった。途中で感極まって涙が少しこぼれた。エモかった。

 

 

 

そんなこんなで僕の初ライブは満足のうちに終わった。

 

 

 

帰りの新幹線の中、自分の中にもやもやした気持ちがあるのに気付いた。

なんでか知らないけどまたあの疲れて眠くなるだけだった曲が聞いてみたくなった。

 

YouTubeを開いて「amazarashi」と検索する。

一番上の曲を再生する。

なんでだろう、耳になじむ。すごく聞き心地がいい。

 

 

自分でも意味が分からないけど僕はライブが終わってからamazarashiにハマったらしい。

 

 

 

 

 

 

そうしてamazarashiを起点にして、僕は邦ロックを聴くようになった。

 

 

 

 

 

 

もう邦ロックなんか聞かないなんて言わない